社長あいさつ
丹後の海とともに。一匹を見極め、美味しさを届ける。
魚政の始まりは、母・清子の行商でした。
1950年、地元のお客様に魚を届ける仕事から始まり、やがて網野の鮮魚店へ。
地域の食卓を支えながら、旅館・民宿への卸売、全国への通信販売、海産物の加工へと仕事を広げてきました。
私自身、40年にわたり魚やカニの仕入れに携わってきました。
港のセリ場で魚を見て、カニに触れ、その日の状態を確かめる。
この日々の積み重ねが、魚政の仕事の土台です。
2026年9月、地元市場の統廃合に伴い、仕入れの中心を間人港へ移しました。
京都府漁協・間人港の水産仲買人として、今も自らセリ場に立っています。
間人港に水揚げされる間人ガニは、地元・丹後を代表する大切なカニです。
その一匹を直接見て、選び、お届けできることに、仲買人としての責任を感じています。
そして、間人ガニにも、松葉ガニにも、越前ガニにも、魚政が大切にする選び方があります。
身入り、鮮度、大きさ、姿、そして一匹ごとの状態。
産地の名を大切にしながら、目の前のカニそのものを確かめることです。
この目利きを形にしたのが、プレミアムズワイガニ「魚政BLACK」です。
間人ガニをお求めのお客様にも、魚政BLACKを選んでくださるお客様にも、仕入れたカニの良さを正直にお伝えし、ご用途に合う一匹をお届けしたいと考えています。
旅館や民宿への卸売が広がる中で、一つの小さな水槽から始まった設備は、現在、23基のカニ専用水槽になりました。
仕入れた後も、状態を見ながら管理し、茹で方や出荷にも気を配る。
美味しく召し上がっていただくまでが、私たちの仕事です。
30年以上前から取り組んできたインターネット販売も、丹後の海の美味しさを全国へ届けたいという思いからでした。
また、カニを手軽に楽しんでいただけるよう、セイコガニの甲羅盛り「蟹の宝船®」、ズワイガニの甲羅盛り「蟹の漢船®」、地鍋セットなどの商品づくりにも取り組んできました。
海のパスタやグラタン、オリジナル缶詰「UO-KAN」、そして「魚政らぁ麺」。扱う商品が広がっても、素材を見極め、その美味しさを届けるという仕事は変わりません。
母の行商から受け継いだ、お客様に喜んでいただくための商い。
これからも丹後の海とともに、仕入れから加工・販売まで、一つひとつの仕事を大切にしてまいります。
株式会社 魚政
代表取締役 谷次 賢也
